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つくば秀英−水戸葵陵戦 投稿者:☆水神星 投稿日:2009年 9月30日(水)21時21分0秒 返信・引用
<ひたちなか市民球場・準々決勝第2試合>
水戸葵陵 100 000 001|2 宇野−和田
つくば秀英100 100 01X|3 塚原−岡野
本日のひたちなか市民球場・第2試合は、県NO.1投手塚原君を擁するつくば秀英と、今大会屈指の打線を誇る水戸葵陵との楽しみな一戦。塚原君対葵陵打線、見所である。秀英・右腕塚原君、葵陵・右サイド宇野君、両エースの先発で試合は始まる。
先制は葵陵。【1回表】葵陵は、先頭1番・キャッチャー和田主将が中前ヒットで出塁すると、盗塁などで2死3塁の先制のチャンスを迎える。ここで1年生の4番・レフト鈴木塁君が、カウント2−2からのストレートを左前タイムリーし、葵陵が幸先良く塚原君から先制点を奪う。秀英バッテリーとしては最後の1球は配球ミスでもったいなかった。
先制された秀英であったがその直後の【1回裏】、2死2塁とすると、4番・塚原君が、カウント1−3からの甘く入った変化球を見逃さず右前タイムリーし、秀英がすぐさま同点に追い付く(1−1)。更に四球で2死1・2塁としたが、6番・サード大久保君は空振り三振に倒れる。
葵陵は【2回表】、2死2塁のチャンスをつくるが、2塁走者牽制死でチャンスを潰す。
秀英【3回裏】、先頭2番・ライト小神野君がヒットで出塁するも、3番・セカンド塚本君の送りバントを、葵陵・宇野君が好フィルディングで併殺に仕留める。
1−1の同点で迎えた【4回裏】秀英の攻撃。2死2塁とすると、9番・センター関優君が、初球外のストレートを右線へ運び、これがタイムリー3塁打となり、秀英勝ち越し(2−1)。
秀英先発・塚原君、今日のMAXは139キロ。しかし今日はこのストレートよりもスライダー、フォークの変化球が良かった。前の土浦湖北戦では変化球の制球がやや甘かったが、今日はその変化球が低めに集まり、葵陵打線を苦しめる。
一方、葵陵先発・宇野君、前の藤代戦よりも調子は良かったと思う。120キロ前後のストレート、スライダー、シンカーを両コースに投げ分け、自分のピッチングをする。
1点をリードした秀英は【6回裏】、2死から内野安打と三ゴロエラーで2死1・2塁とするも、前の打席で勝ち越しタイムリーを放った9番・関優君が見逃し三振に倒れる。
葵陵は【7回表】、先頭4番・鈴木塁君が左前ヒットで出塁。しかし続く5番・サード真家君が送りバントを失敗し1死。更に1塁走者の鈴木塁君が、秀英・キャッチャー岡野君の牽制に刺され、ノーアウトの走者を生かせず、葵陵としては嫌な流れ。
葵陵は【8回表】、2死2塁とするも、藤代戦で本塁打するなど活躍した2番・ライト鈴木啓君が三邪飛に倒れてしまう。
秀英【8回裏】、1死から5番・レフト関浩君が、三塁線を破る2塁打で出塁。2死3塁となり9番・関優君は、カウント2−1からのストレートを引っ張り強い当たりの三ゴロ。葵陵・サード真家君、この打球を前に弾き、一塁に投げるも内野安打に。3塁走者が生還しタイムリーとなり、秀英が大きな1点を追加する(3−1)。逆に葵陵としては非常に痛い1点。
そして迎えた【9回表】葵陵最後の攻撃。先頭3番・センター米川君の打球は三遊間を抜ける当たり。しかし秀英・ショート野口主将がこれをダイビングキャッチで捕球すると、すぐさま一塁へ送球してアウト。大きなファインプレーで1死。だが葵陵打線はここから意地を見せる。4番・鈴木塁君、5番・真家君の1年生が連続中前ヒット。鈴木塁君は塚原君から今日3安打。6番・宇野君が死球で、葵陵1死満塁の大きなチャンスを迎える。7番・ライト川上君の二ゴロで1点を返し、2−3、1点差。尚も2死2・3塁のチャンス。しかし続く8番・ショート橘君が、初球の135キロストレートを打って遊ゴロに倒れ、試合終了。
葵陵の最終回の反撃をかわした秀英が、今日も塚原君の好投で、春夏秋を通して創部初のベスト4進出を果たした。
<つくば秀英>
終わってみれば8回の1点が大きかった。エース塚原君、最終回ピンチを迎えたが、落ち着いて切り抜けた。今日は湖北戦の反省を生かし、変化球の制球が良かった。あとはストレートがもう少し走ってくれば言うことない。また湖北戦もそうであったが、初回の立ち上がりにストレートを狙われピンチを招くので、そのあたりも気を付けたいところ。守備も肩の良いキャッチャー岡野君、ショート野口主将を中心に良く守っている。打線は、藤代戦で3番を打っていた関優君が9番に落とされが、2本のタイムリーを放ち意地を見せた。長打力はないが、コツコツとヒットは出ている。しかし各打者欠点がはっきりしているだけに、しっかりと研究されると厳しい。次戦の相手桜ノ牧は、そのあたりをきっちりと突いてくるであろう。関東大会出場をかけた準決勝、水戸桜ノ牧とつくば秀英の一戦は3点、3点取ったチームが関東の切符を手にするであろう。塚原君擁するつくば秀英が初の関東大会出場を果たすか注目である。
<水戸葵陵>
最終回反撃するも1点届かず惜敗。エース宇野君は自分のピッチングは出来たが、塚原君相手に3点目が大きかった。攻撃では2回の2死2塁の牽制死、7回の無死1塁からのバント失敗、牽制死、このあたりのプレーが残念であり、これからの課題であろう。1年生のサード・真家君が試合後涙を流していたが、8回の3点目を与えた守備、7回のバント失敗などを悔いていたのだろう。だが真家君、そして今日塚原君から3安打した4番・鈴木塁君の1年生2人の今後の成長が楽しみで、チームを引っ張れる存在。強打のキャッチャー和田主将から始まる打線は、県内屈指。投手陣もエース宇野君に、左腕仁平君がいる。この冬死にもの狂いで練習すれば、甲子園はぐっと近づく。来年夏、最後のチャンスを必ずものにして下さい。
ただ1つ葵陵の選手に忠告しておかなくてはならないのが、9回の攻撃で一塁審判の判定に食って掛かり、審判に侮辱的な行為をした選手がいたこと。プロの試合であれば退場処分になるかもしれない行為で、大いに反省し、指導者の方は厳しく指導しなくてはならない。又、球審のストライクの判定に球審をにらみつける選手もいた。そこには自分本位の意思しかなく、試合を進行して頂いている審判の方々への感謝の気持ちは全くない。勿論微妙なプレーに関してアピールすることも必要であるが、今日の行為はスポーツマンシップに反する。このような態度、気持ちを持つ限り、決して運は味方に付いてくれない。強い気持ちを持つことは良いことだが、ぶつける方向を間違えないで欲しい。心の成長を来春しっかりと見させてらいます。
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